スマートフォン向けの無料通話・簡易メールサービスのLINEが、早ければ11月にも東京証券取引所と米国のニューヨーク証券取引所かナスダック市場に上場する見通しです。

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2011年6月にサービスを開始したLINEは、簡易メールサービスの利便性や「スタンプ」人気もあって、全世界の利用者数はこれまでに約4億8千万人(うち日本では5200万人)と業績を伸ばしてきました。その他にも、検索サービス「NAVER」、 キュレーションプラットフォーム「NAVERまとめ」、総合ニュースサイト「livedoor ニュース」、 国内最大級のブログサービス「livedoor Blog」などを展開しているIT企業です。時価総額は1兆円を超える見通しで、今年最大級の上場になります。

 

IT企業の上場といえば、Twitter社は2006年7月にサービスを開始し、ニューヨーク証券所に上場したのが2013年11月、Facebook社は2006年9月に一般サービスを開放し、2012年5月にNASDAQ市場に株式公開ですから、今回はそれよりも早いスピード上場となります。

 

ところで、メッセージアプリとして日本では圧倒的なシェアを誇るLINEですが、海外では事情が異なります。

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ガジェット通信 『LINE』が欧米で普及してない驚くべき理由 外に目を向けて見ると……

 

世界的には、「WhatsApp」がヨーロッパや南米を中心に高いシェアを占めています。LINEよりも早い2009年からサービス提供をしているのも大きいでしょう。LINEは第2のメッセージアプリとしてある程度普及しているところもありますが、日本だけが突出して高いシェア率となっています。これもガラパゴスの一種ですかね?

 

メッセージアプリはどれだけの人が使っているのかが、普及の大きな要因となってきます。海外の友人がいる場合は、LINEではなくその国で普及しているメッセージアプリを使うことも多いですね。

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日本では断トツのシェアを囲いましたが、既に圧倒的に普及している国・地域にもどこまで食い込めるかが今後の鍵を握ります。東証だけでなく、米国にも合わせて上場するというのも、北米市場でのシェア拡大を狙った戦略の一環ですね。

 

なんといっても無料で利用できることと、スタンプがLINEの強みです。年内には世界で5億人規模になるとの見こみですが、さらにシェアを増やしていくには北米市場での認知が欠かせません。LINEの上場後の行方にも注目です。